40代・50代からヘッドスパ資格を目指す!未経験でも大丈夫?

「子育てが一段落して、新しいことに挑戦したい」「定年後のために、長く続けられる手に職をつけたい」と考えたとき、ヘッドスパの資格に興味を持つ40代・50代の方が増えています。

しかし、「この年齢から始めても遅くない?」「体力的に続くか心配」「若い人ばかりのスクールに通うのは気が引ける」といった不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

実は、ヘッドスパを含むリラクゼーション業界では、40代・50代の落ち着いた接客や包容力が大きな武器になります。未経験からスタートし、自宅サロンを開業して活躍されている方も少なくありません。

この記事では、40代・50代からヘッドスパ資格を目指すメリットや、無理なく技術を習得するためのポイント、おすすめの資格取得方法について解説します。

なお、ヘッドスパ資格の全体像については『ヘッドスパ資格の選び方|種類・費用・おすすめ通信講座』をご覧ください。

40代・50代からでもヘッドスパ資格は取得できる?

結論から申し上げますと、40代・50代からでもヘッドスパ資格の取得は全く問題ありません。むしろ、セカンドキャリアとしてこの年代からセラピストを目指す方は非常に多くいらっしゃいます。

年齢制限はなく、未経験からスタートする人が多い

民間資格として認定されている多くのヘッドスパ資格には、受験資格に年齢の上限はありません。スクールや通信講座の受講生も、20代から60代まで幅広い層が学んでいます。

特に「ドライヘッドスパ」などのリラクゼーション技術は、美容師のような国家資格が不要なため、異業種からの転職や主婦の方の挑戦といった「完全未経験」からのスタートが一般的です。

40代・50代がヘッドスパ資格を目指すメリット

「若い人の方が有利なのでは?」と思われるかもしれませんが、癒やしの現場では、人生経験を重ねた40代・50代だからこそ提供できる価値があります。

大人のセラピストが求められる理由

  • 安心感と包容力: お客様の悩みに寄り添う傾聴力や、落ち着いた雰囲気は、若いセラピストには出せない魅力です。
  • 同世代の共感: ヘッドスパを利用する主要な顧客層も30代〜50代が多く、更年期の悩みや疲れに対して深い共感ができます。
  • 細やかな気配り: 人生経験に基づく細やかな気配りは、リピーター獲得の大きな要因となります。

失敗しない!40代・50代のための資格の選び方

やる気はあっても、若い頃と同じように無理をするのは禁物です。長く仕事を続けるために、以下のポイントで資格や技術を選びましょう。

1. 体力的な負担が少ない「ドライヘッドスパ」を選ぶ

美容室で行う「ウェットヘッドスパ」はシャンプー台での施術となり、腰への負担がかかることがあります。一方、水を使わない「ドライヘッドスパ」は、リクライニングチェアやベッドでの施術が中心です。

特に指だけでなく、体の重みを使って圧をかける技術を学べば、指や手首への負担を最小限に抑えながら、長く現役を続けることができます。

2. 自分のペースで学べる学習環境を選ぶ

仕事や家事、介護などで忙しい40代・50代にとって、決まった時間にスクールへ通学するのはハードルが高い場合があります。「通信講座」や「短期集中講座」など、自分のライフスタイルに合わせて学べるカリキュラムを選びましょう。

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主なヘッドスパ資格の種類と特徴比較

ヘッドスパに関連する資格は多数ありますが、代表的な民間資格を比較してみましょう。ご自身の目的(就職か、開業か、趣味か)に合わせて選ぶことが大切です。

資格・協会名 特徴 おすすめな人
IBCA(国際ボディトリートメント技術認定協会) 通信講座が充実しており、漢方経絡リンパなどの理論も学べる。サロン開業サポートも手厚い。 費用を抑えて開業を目指す人
自分のペースで学びたい人
一般社団法人ドライヘッドスパ協会 「ヘッドマイスター」の認定を行う。知名度は高いが、指定会場での短期集中受講が必要で費用は高め。 知名度重視の人
短期間で合宿のように学びたい人
JHSA(日本ヘッドスパ協会) 美容師向けの技術講習が中心。理美容師免許を持っている人向けの内容が多い。 現役の美容師・理容師

※「マッサージ」という表現は、法律上「あん摩マッサージ指圧師」という国家資格保持者のみが使用できます。民間資格の場合は「トリートメント」「リラクゼーション」「もみほぐし」等の表現を用いて活動します。

忙しい40代・50代には通信講座がおすすめ

「記憶力に自信がない」「通学する時間がない」という方には、繰り返し復習ができる通信講座が最適です。

IBCA認定通信講座のメリット

当スクールが推奨するIBCA(国際ボディトリートメント技術認定協会)の通信講座は、40代・50代の受講生も多く、以下のような特長があります。

  • 動画で何度も確認できる: 手の動きや圧のかけ方など、細かい技術をスマホやPCで何度でも見返せます。
  • 通学不要で費用が安い: 通学にかかる交通費や時間を節約でき、受講料も通学型に比べてリーズナブルです。
  • 開業サポート: 資格取得後に自宅サロンを開業したい方に向けたノウハウも学べます。

まとめ:年齢を強みに変えて新しい一歩を

40代・50代からヘッドスパ資格を目指すことは、決して遅くありません。これまでの人生経験で培った「相手を思いやる心」は、セラピストとして何よりの才能です。

まずは、無理なく続けられる通信講座から始めてみてはいかがでしょうか。手に職をつけることで、将来への不安を解消し、自分らしく輝く新しいキャリアを築くことができます。

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記事執筆者・監修者プロフィール

藤井 由香 (ふじい ゆか)

日本アロママイスタースクール 講師 / CIDESCO国際ライセンス保持者

ビューティー関連専門学校を卒業後、大手エステティック会社で7年間勤務。
その後、当社直営サロン「Bodysh」で2年間施術経験を積み、平成30年より当スクール講師として活動しています。
現場経験と教育の両方に精通し、これまで多くのセラピストを育成してきました。

専門分野

  • ヘッドスパ・ドライヘッドスパ技術指導
  • ボディ・フェイシャルトリートメント技術指導
  • リンパ・オイルトリートメント技術指導
  • エステティック技術指導
  • 国際基準に基づく施術指導

保有資格

  • IBCA認定 講師資格
  • IBCA認定 国際ボディセラピスト プロフェッショナル資格
  • 日本エステティック協会 認定上級エステティシャン資格
  • 日本エステティック協会 認定トータルエステティックアドバイザー資格
  • CIDESCO-NIPPON 国際ライセンス(CIDESCOエステティシャン資格)